西東京剣道連盟は、1965年(昭和40年)4月に多摩剣道連合会としての発足。
2019年(平成31年)4月で創立55周年を迎えました。
1945年(昭和20年)の終戦から日本国が主権を回復するまでの6〜7年間は、連合国軍総司令部(GHQ)により、学校における武道教育、武道という名称の使用が禁止され、各団体での剣道指導奨励も制限を加えられます。
日本国が主権を回復する兆しが見えはじめると多くの都道府県において、剣道連盟設立の動きが活発化し、1952年(昭和27年)5月に東京都剣道連盟が発足、同年10月には全国的な剣道統括組織として全日本剣道連盟がスタートします。
三多摩地区においては、占領下の困難な現状にあっても西多摩剣道暉光会をはじめ、いくつかの団体は脈々と活動を続け、日本国主権回復を境として次々と市町村の連盟が産声をあげます。
昭和30年代後半までは、三多摩地区にあった事業所(実業団)なども含め、市町村単位の連盟は、東京都剣道連盟に各々加盟しておりましたが、1965年(昭和40年)、東京都剣道連盟から事務の簡略化を図ることを目的とした三多摩地区の一本化を強く望まれ、多摩剣道連合会が誕生します。
本会の名称の変遷は以下の通りです。
以 上
参考文献
・全日本剣道連盟(2003)『剣道の歴史』
・西東京剣道連盟(2016)『創立50周年記念誌〜20年の歩み〜』